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金剛山と号し、本尊は十一面観音、文保年間の創建で開基は鎌倉九代将軍守邦親王で開山は国一禅師大古世源和尚です。古くより仏光派の本寺として栄えて来ましたが、幾度かの罹災により現在に至っています。当時は多摩川の南岸にあり、本堂の東南の弁天池小島に弁財天を祀ったのが寺の始まりと思われます。弁財天は水と音楽を司ります。この尊を拝むときは「財宝弁通して絶ゆることなく、家内和合して音楽を奏でるが如し」といいます。なお、当寺には北条文書等の文化財を保存し、また白狐宝珠稲荷が祭られています。